楽天市場 最強攻略ガイド
~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~

[表紙]楽天市場 最強攻略ガイド ~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~

紙版発売

A5判/232ページ

定価2,640円(本体2,400円+税10%)

ISBN 978-4-297-14798-3

電子版

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

書籍の概要

この本の概要

  • 「楽天市場に出店したいけど,売れるかどうか不安だ」
  • 「楽天市場にお店を出したけど,思うように売れない」
  • 「何年も楽天市場に出店しているけど,売上が少しずつ落ちている」

そんな悩みを解消するプロのノウハウ全部入り!

  • 「コスト0円」で売上を伸ばすテクニック
  • 即実践「楽天市場SEO」でお客を増やす方法
  • クーポンやLINEでリピート率を倍増させる方法
  • 「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」で売上を最大化
  • 「広告を使っても売れない」落とし穴を避けるには
  • 人の雇い方,制作会社の選び方,配送のコツ

楽天系のネットショップのコンサルティングで最大規模を誇るECマスターズ代表の清水将平,楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2年連続受賞の竹内謙礼の2人による決定版。

こんな方におすすめ

  • 「楽天市場に出店したいけど,売れるかどうか不安だ」という方
  • 「楽天市場にお店を出したけど,思うように売れない」という方
  • 「何年も楽天市場に出店しているけど,売上が少しずつ落ちている」という方

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著者の一言

目次

第1章 知らないと損する!? 出店前でも出店後でも知っておきたい楽天市場の基本

意外と知らない楽天市場の実態

  • 店舗数は横ばいだが,長期間に渡って売れているネットショップも
  • 楽天市場以外のモールに出店しているネットショップはどのくらい?
  • 事業者の4割近くが3つの都市に集中

「楽天の運営にはお金がかかる」は本当か?

  • ほかのモールと比べて楽天市場は極端に高いわけではない
  • 楽天市場の利用料は「広告費」で誤解されている?
  • 楽天市場に最低限必要な「粗利率」は?

話が違う! 出店の際の「落とし穴」

  • 出店審査で落ちやすい「住所」や「電話番号」の登録
  • 事業規模が小さければ「個人→法人」がおすすめ
  • 自分が売りたい商品でも,楽天市場が販売させてくれないことも
  • ショップを分けるのはメリットよりデメリットが多い
  • 出店プランは目先の月額料金やシステム利用料に惑わされるな
  • コラム 出店前に押さえておきたい「2つの新常識」

第2章 広告に頼らずに売上を伸ばすテクニック

売上が伸びる「店舗名」と「商品名」とは

  • 覚えられない店舗名=永遠に知らないお店
  • 楽天市場で売上につながる理想の店舗名のつけ方とは
  • 売れる店舗名の3つの条件とは
  • 避けるべき店舗名とは
  • 英文字や造語などの店舗名をつけたい場合は,ふりがなを振る
  • お客がリピートしてくれる店舗名の作り方
  • 「セマンティック検索」によって変わる店舗名対策
  • 店舗名だけでなく,ロゴも重要

ほとんどの人が見ていない楽天市場の店舗トップページ

  • 店舗トップページを閲覧している人は10%以下
  • 店舗トップページはレスポンシブデザインが主流に

店舗トップページよりも大切な「カテゴリページ」と「コンテンツページ」とは

  • Googleの検索で上位が取れる「カテゴリページ」
  • GoogleのSEO対策ができる「コンテンツページ」とは

「ジャンル登録」よりも「サブジャンル登録」が重要な理由

  • サジェストキーワードから「ジャンル」を考察する
  • 決めたジャンルでどんな商品を販売すればいいのか
  • 「サブジャンル」の登録が重要な理由

売れる商品ページづくりのコツ

  • 売れる商品ページは売れている店舗から学べ
  • 楽天市場のお客は「比較して買っている」
  • 売れている商品を,できるだけ長期間に渡って売り続ける
  • 「これを買ったらまちがいない」という商品ページは必ず売れる
  • 悩みごと解決型の商品ページを作る
  • 組み合わせ販売を活用して客単価アップ
  • 「松竹梅」でより売れるようにする

転換率を上げるために必要な商品ページのレビュー対策

  • レビューを書いてもらうために“オマケ”の商品を提供する
  • レビューのガイドラインに違反せずにレビューを増やす方法

必ず押さえておきたいSKU必勝法

  • 2023年から移行が始まったSKUプロジェクト
  • マルチSKU(まとめ商品)にすべきか,シングルSKU(単一商品)で登録すべきか
  • マルチSKUで意識すべきSEOの注意点
  • SKUの画像もしっかり作り込む
  • コラム 送付する商品に同梱するチラシをひと工夫

第3章 売上アップに欠かせない楽天市場とGoogleの検索エンジン対策

「楽天サーチ」と「Google」の関係性を理解する

  • 楽天市場への流入はGoogleの検索経由が7割
  • 集客の流れを考えれば,改めて「ジャンル登録」の重要性が浮き彫りになる
  • なぜ,楽天市場の「商品ページ」はGoogleの検索結果の上位に表示されにくいのか?

楽天市場内SEOの徹底攻略法

  • 広告よりも楽天市場内SEOが圧倒的に大事な理由
  • 楽天市場内SEOで上位表示されるページの評価基準
  • 楽天市場内SEOができていないと,広告を出しても売れない理由
  • 楽天市場には「すぐに買う人」と「良く調べて買いたい人」の2種類がいる

楽天サーチの検索順位を上げる方法

  • 「商品名」はキーワードの配置が重要
  • 検索結果に表示される商品名も大事
  • 商品名を改善する際の注意点
  • 「キャッチコピー」の改善策
  • 「商品説明文」は融通が効く
  • キーワードにヒットする商品ページを増やすのも一手
  • コラム イベントの2週間前までは,「早割」というキーワードで検索対策も可能

楽天市場内SEOにおける商品画像の考え方

  • クリックされる商品画像とは?
  • 白背景ではなく写真背景にするほうが訴求できる
  • 「商品画像=広告画像」という認識を持つ
  • 商品画像2枚目以降や動画はどうする?
  • コラム 予約販売の落とし穴

第4章 クーポンやLINEを活用して売上に加速をかける

使わなきゃ損! クーポンを活用した売上アップ術

  • 楽天市場のクーポンは4種類
  • クーポンの利用料は?
  • ショップクーポンでまとめ買いを促進する
  • サンキュークーポンの効果的な使い方とは
  • バラエティクーポンは損にならないように注意
  • クーポンで客単価を上げる方法
  • クーポンのリンク先をカスタマイズして,売りたい商品を案内する
  • クーポン配布やイベント開催などの告知にはスマホ大バナーを徹底活用

楽天市場とLINEの組み合わせが「最強」の理由

  • LINEの開封率はメルマガの6倍,クリック率で20倍
  • まだまだネットショップのLINE活用は“穴場”
  • クーポンを使ってLINE公式アカウントの友だちを増やす
  • LINEでクーポンを配布するには
  • LINEの友だちを増やすネットショップならではの方法とは
  • LINEメッセージは素人でもかんたんに作れる
  • 飽きられないLINEのメッセージのコツとは
  • LINEのメッセージを送るのはタダではない
  • LINEと楽天スーパーSALEが,抜群に相性がいい理由
  • LINEメッセージの開封率を上げるテクニック
  • LINEメッセージをブロックさせない方法
  • 楽天市場のネットショップのLINEか? 自前の公式LINEか?
  • リピートしない商材こそLINEに取り組むべき理由
  • 情報を拡散してもらうツールとしてLINEを活用する

メルマガとの「最適なつきあい方」

  • 商品に興味があれば,LINEだろうがメルマガだろうが必ず読んでくれる
  • テキストとHTML,どちらがいいか
  • 楽天市場のメルマガは送信枠がある
  • コラム 確実に届くSMSを活用する

ネットショップはレビューが命! 高評価レビュー増加大作戦

  • レビュー数や評価はネットショップの売上に影響する
  • レビューを書いてもらうための「3つの環境づくり」
  • 評価の低いレビューはチャンスと思え
  • 低い評価のレビューがつきにくい商品を売る
  • コラム 多くの楽天市場のネットショップが誤解しているSNSと動画の活用

アフィリエイトは取り組むべきか?

  • アフィリエイト経由の売上が3割以上のネットショップも
  • 店舗側ではコントロールしにくくなったアフィリエイト経由の売上
  • わかりにくいアフィリエイト経由の売上

第5章 セールを制するものは楽天市場を制する

新規客を増やす「お買い物マラソン」攻略法

  • 「楽天スーパーSALE」と「お買い物マラソン」の違いは?
  • お買い物マラソンを「安売り」で終わらせないための5つの施策
  • 高価格帯の商品は,LINEやメルマガの告知で集客

楽天スーパーSALEで売上を最大化する方法

  • 普段から売れている商品ページで勝負する
  • 儲からなくても楽天スーパーSALEに参加する意味がある場合とは
  • 楽天スーパーSALEにあわせて広告を出すべきか?
  • コラム 「CSV商品一括編集」に1万円払うべきか?

「イベント後に売れなくなる病」を解消する方法

  • セール以外でもしっかり売れ続ける店舗を作る
  • お客に「ファン」になってもらう4つの施策
  • コラム 安売りに依存するのは,日々の業務に追われているから

「楽天スーパーDEAL」に向いている店舗,向いていない店舗

  • 利益率の低いネットショップには厳しい売り方
  • メーカーは強いが,無名ブランドは弱い
  • コラム 定期購入/頒布会は,楽天市場では相性が悪い?

第6章 楽天広告の必勝法

なぜ,楽天市場では「広告を使っても売れない」が起きるのか?

  • 売れない商品ページにお客を呼び込んでも売れるはずがない
  • 楽天市場の5タイプの広告を理解して,売り方の構造を学ぶ

1年間の売上が決まる「楽天市場広告」の攻略法

  • 季節イベントの特集広告で,年間売上の8割以上を占める店舗も
  • 広告はライバル店舗の出稿状況をチェックしながら,早めに買う
  • 広告の原稿は差し替えが可能
  • 特集広告改善の4つのチェックポイント
  • ギフト広告はお客の信頼で勝ち取った「ご褒美」

初心者でもわかる「RPP」で売上を伸ばす方法

  • 楽天市場攻略に欠かせない「RPP」
  • ジャンル登録が違うと,広告も違うところに表示される

広告を運用するかしないかの判断は「必要な利益」で見極める

  • 広告を出しても,利益を得るどころかマイナスになってしまうことも
  • 広告の運用で必要な指標「ROAS」とは
  • ROASだけでなく,売上に対しての広告費の割合もあわせて考える
  • 効率的に広告を運用するためには
  • ROASの数値はあくまで目安

クーポンアドバンス広告を活用する

  • RPPとクーポンアドバンス広告を比較すると
  • クーポンアドバンス広告は「入札価格」と「クーポン割引率」の2つで効果が変わる

ターゲティングディスプレイ広告で売れる店舗,売れない店舗

  • ブランド力やネームバリューのある商品向けの広告
  • 広告は「自分だけにうまい話が転がってくる」ことは絶対にない

第7章 ネットショップの人と物流の新常識

人を増やす時代から,人を減らす時代に

  • コロナ禍でEコマース人材の給与が高騰
  • 月商1,000万円までは1人でも運営できる?
  • デジタルに強いパート,アルバイト,インターン,フリーランスの雇用のコツ
  • 正社員はパートの延長線で採用するのがベター
  • 最悪なのは「素人の担当者」が実権を握ること
  • 経営者自身が「売れる仕組み」を学ぶべき

ウェブページ制作会社選びで失敗しないポイント

  • 「やったことがあるか」を確認する
  • 「どこの会社に依頼するか」よりも「だれが担当になるか」が重要
  • 「全額先払い」は慎重な判断を

楽天市場のECCとネーションズとのつきあい方

  • ECCに自分の店を「知ってもらうこと」が大事
  • ネットショップがネットショップを教える「ネーションズ」に参加するべきか?
  • 教える側も教わる側もメリット満載
  • リーダーショップの取り扱う商品によって相性がある

楽天市場のネットショップの賢い配送会社の選び方

  • 2024年7月から導入された「最強配送」ラベルの影響
  • 出荷量が多くなる前にRSLの活用を
  • 複数モールを運営する場合のRSLの対応方法
  • RSLの保管料の高さをどうカバーするか
  • 送料はどこまでコストダウンできるのか?
  • 送料が爆上がりしたネット通販の未来とは?

著者プロフィール

清水将平(しみずしょうへい)

日本ECサービス株式会社 代表取締役社長。

株式会社ECXグループ 代表取締役社長。

1975年生まれ。関西大学卒業後,株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)にてサポート部門の責任者を務め,各専門誌でサポート満足度No.1を獲得。2003年に楽天株式会社に入社し,ECコンサルタントや多数の部署を兼務し,最大600店舗を担当。店舗のセキュリティ対策,受注・カード決済のAPI化,アフィリエイト推進,社員食堂など数々の事業に携わる。2007年からフリービット株式会社のCEO室,子会社DTIの営業部マネージャーを経て,2010年に独立。ネットショップの会員制サービス「ECマスターズ」を設立。2023年11月に,グリニッジ株式会社と経営統合し,ECXグループとして,楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2024受賞ショップの約50%58社を含む,5,000社以上にサービスを提供。

一般社団法人ECスキル認定協会(JECSA)代表理事も務める。

メディア出演実績多数。

【ホームページ】https://ec-masters.co.jp


竹内謙礼(たけうちけんれい)

有限会社いろは代表取締役。

1970年生まれ。城西大学経済学部卒業後,出版社,観光施設の企画広報担当を経て,2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか,ネットビジネスの受賞歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており,個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで,幅広くノウハウを提供している。現在,低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として,120社近い企業に指導。日経MJにおいて,中小企業の成功ノウハウを紹介する「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を毎週月曜日,10年間,600回以上執筆中。

著書は『ネットショップ運営 攻略大全』『SDGsアイデア大全』『ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが,これって相場でしょうか?』(技術評論社),『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社),『会計天国』(PHP研究所)ほか60冊以上。

【ホームページ】https://e-iroha.com/