インターネットの普及に伴い、ネットワークシステムは、私たちの社会にとって重要なインフラの1つと位置付けられるようになりました。高い性能と信頼性が求められる現代ネットワークの現場では、それを設計・構築・管理するエンジニアにも高度な知識とスキルが求められます。こうした知識やスキルを客観的に示すことのできる指標の1つといえば、やはり資格でしょう。

「CCNA（Cisco Certified Network Associate⁠）⁠」は、Cisco Systems社が同社の機器を扱うエンジニアの知識を認定する資格であり、ネットワークエンジニアにとって重要な資格の1つです。このCCNAの取得を目指す皆さんに最適の書籍、『⁠最短突破 Cisco CCNA/CCENT ICND1合格教本［640-802J, 640-822J対応］』が技術評論社から発売されました。

本書は、豊富な図とわかりやすい解説で、飽きずに読み進めることのできるいちばん新しいCCNA対策のテキストです。数多くの実行図を掲載しており、Ciscoのルータやスイッチが手元になくても、まるで実機を操作しているかのように学習を進めることが可能。本書を使って学ぶことにより、Cisco機器によるネットワークの設計・構築・管理を行うために必要な知識・スキルが自然と身に付いていくはずです。

重要なキーワード、頻出ポイントをしっかり示しているほか、章末には練習問題が用意されていますから、日々の学習はもちろんのこと、試験直前の重点チェックにも使いやすい構成となっています。

CCNA試験の学習を進める上では、本書に加え、姉妹書である『最短突破 Cisco CCNA ICND2合格教本［640-802J, 640-816J対応⁠］⁠』も合わせてお読みください。『⁠ICND2合格教本』では、ICND2試験およびCCNA試験のうちICND2に対応する範囲を解説していますので、『⁠ICND1合格教本』『⁠ICND2合格教本』の2冊で、CCNA取得に必要な試験範囲をすべてカバーします。

資格取得にもスキルアップにもオススメの「最短突破」シリーズ。ぜひ手にとっていただき、違いを感じていただければと思います。