[改訂7版]ITパスポート最速合格術~1000点満点を獲得した勉強法の秘密

著者の一言

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2009年春におこなわれた第1回ITパスポート試験では,受験者39,131人のうち,1,000点満点を獲得したのはわずか2人だけでした。44歳の男性と40歳の男性でしたが,後者が当時の私です。

それから15年以上経ち,現在では試験範囲は大幅に拡大,年間受験者数25万人以上と我が国を代表するIT/デジタル分野の国家試験となりました。

もともとは「ITを利活用するすべての社会人に必要な知識を問う試験」だったITパスポート試験ですが,現在では「国内のDX人材を育成するための国家戦略的な試験」へと,試験実施のコンセプトも大きく変わっています。

その証拠に,⁠AI,ビッグデータ,IoT」などのDXに関連する用語が出題範囲(シラバス)に追加されたのは2019年実施分の試験からです。

こうした変化を踏まえ,ITパスポート試験で高い確率で合格するための勉強法も大きく変わってきています。

  • 従来
    用語の暗記と過去問を繰り返す記憶重視の学習が短期合格に有効だった
  • 現在
    政府のDX戦略やCBT化(PCを利用して常時受験できる形式)により,⁠重要事項を適切に理解した人ほど高得点を獲得できる試験」へと変更。過去問と同一の問題はほとんど出ず,計算問題や擬似言語などは独自の採点形式により配点が大きくなるため本質的な理解中心の勉強が重要になった

以上のような変化に対応するため,今回,本書はコンセプトも含めて以下の大幅な改訂を行いました。

本書のコンセプト/ポイント

  • 直感的に理解できるストーリー(事例)形式。重要事項は知識として定着させたうえで,他のどのテキストよりも最速合格できる
  • 特別付録の2大PDF用語集付き。本文と合わせてこれ1冊で他のどのテキストよりも高得点を狙える最強テキストになる

以上のように,本書は「短期合格,高得点獲得のいずれにも対応した最速・最強のITパスポートテキスト」として大きく生まれ変わりました。

ぜひ本書を活用して,最短で確実に理解を深めながらITパスポートに合格なさってください。

著者プロフィール

西俊明(にしとしあき)

合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション 代表社員/CEO。

17年間にわたり,富士通株式会社でパソコンや携帯情報端末など,IT製品の営業・マーケティング業務に従事した後,経済産業大臣登録中小企業診断士として独立し,2010年に合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション設立。専門分野は営業・マーケティング・IT。

Webマーケティングやソーシャルメディア活用を中心に,独立後16年で270社以上のコンサルティングを実施。250回以上のセミナー・研修の登壇実績をもつ。SNS総フォロワー数4万7千人超。

著書に『Webマーケティング最強の1冊目』(技術評論社),『絶対合格応用情報技術者』(マイナビ),『やさしい基本情報技術者問題集』(ソフトバンククリエイティブ),『問題解決に役立つ生産管理』(誠文堂新光社)などがある。

<保有資格>
中小企業診断士
宅地建物取引士
FP技能士2級
基本情報技術者
情報セキュリティマネジメント
初級システムアドミニストレータ
ITパスポート(第1回試験1,000満点合格,約4万人中2名のみ)