しくみ図解シリーズボイラー技士の仕事が一番わかる
2023年12月6日紙版発売
2023年12月6日電子版発売
飯島晃良 著
A5判/176ページ
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN 978-4-297-13856-1
書籍の概要
この本の概要
日常生活の中でボイラーそのものを目にすることは少ないものの,病院やホテルなどの大きな建物の冷暖房のほか,蒸気で作動する機械や発電に利用されるなど,ボイラーは我々の生活にとって非常に重要な役割を果たしています。しかし,一定の基準以上のボイラーを取り扱うためには,ボイラー技士,あるいはボイラー取扱技能講習修了の資格が必要になります。実は毎年約3万人の人たちがボイラー技士(特級・一級・二級)の試験を受けています。本書は,ボイラーについて学習する初心者のために,ボイラーを扱う上で必要になる基礎知識を万遍なくピックアップして,図解でわかりやすく解説していきます。また,既にボイラー関連の業務に就いてる方にも,業務上の参考手引きとして活用できる書籍です。
こんな方におすすめ
- ボイラー 二級技術者
- ボイラー技士試験の受験者
- ボイラー関連の業務に就いている方,もしくは就こうとしている方
本書のサンプル
本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。
目次
1章 ボイラーの基本
- 1 ボイラーの構成
- 2 炉(火炉)
- 3 ボイラー本体
- 4 ボイラーの容量と効率
2章 ボイラーの構造
- 1 ボイラーの分類
- 2 丸ボイラー
- 3 水管ボイラー
- 4 鋳鉄製ボイラー
- 5 特殊ボイラー
3章 計器と制御
- 1 圧力計
- 2 水面計
- 3 流量計
- 4 通風計
- 5 安全弁
- 6 送気系統の装置
- 7 給水・吹出し装置
- 8 付属設備
- 9 ボイラーの制御
- 10 フィードバック制御
- 11 シーケンス制御
- 12 圧力と温度の制御
4章 取り扱いと管理
- 1 点火前の準備
- 2 点火
- 3 圧力上昇中の取り扱い
- 4 通常運転中の取り扱い
- 5 運転時の異常への対応
- 6 付属装置の取り扱い
- 7 ボイラーの保全
- 8 ボイラーの水管理
- 9 ボイラー水中の不純物
- 10 ボイラー補給水の処理
5章 燃焼のしくみと燃料
- 1 燃料の基本
- 2 液体燃料
- 3 気体燃料
- 4 固体燃料
- 5 燃料装置
- 6 気体燃料の燃焼
- 7 固体燃料の燃焼
- 8 通風
- 9 燃焼と排ガス
6章 関係法令
- 1 労働安全衛生法に定めるボイラー
- 2 ボイラーの使用目的
- 3 蒸気ボイラーの適用区分
- 4 温水ボイラーの適用区分
- 5 貫流ボイラーの適用区分
- 6 製造,設置,検査までの規制
- 7 ボイラー技士・ボイラー取扱作業主任者
7章 ボイラー技士の仕事
- 1 ボイラー技士 1日の仕事
- 2 ボイラー技士の主な仕事
- 3 ボイラーの安全な運転と保守
- 4 ボイラー技士の主な仕事 ホテル・旅館
- 5 ボイラー技士の主な仕事 建設現場
- 6 ボイラー技士の主な仕事 病院・医療施設
- 7 ボイラー技士の主な仕事 工場・施設
8章 ボイラー技士の免許取得
- 1 ボイラー技士免許試験
- 2 二級ボイラー技士の免許取得
- 3 一級ボイラー技士の免許取得
- 4 特級ボイラー技士の免許取得
- 5 ボイラー実技講習
- 付録1 知っておきたい熱と上記の基礎知識157
- 付録2 ボイラー技士のための知っておきたい用語集