これからはじめる Python入門講座
——文法から機械学習までの基本を理解
——文法から機械学習までの基本を理解
2022年12月23日紙版発売
2022年12月21日電子版発売
鶴長鎮一 著
B5変形判/312ページ
定価2,970円(本体2,700円+税10%)
ISBN 978-4-297-13200-2
書籍の概要
この本の概要
本書は,筆者がオンライン大学で担当している「Python プログラミング演習」のカリキュラムを元にPythonを習得するうえで必須のポイントをまとめた1冊です。基本編では,学習環境の構築,Pythonの文法,実践編ではWebアプリケーションの開発,データサイエンス,機械学習の基礎などを流れに沿ってスムーズに学ぶことができます。
こんな方におすすめ
- Pythonの文法からデータサイエンスや機械学習などの基礎までを習得したい人
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本書のサンプル
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目次
Chapter 1 Pythonの概要と開発環境の導入
1-1 Pythonの基本
- 1-1-1 Pythonの起源
- 1-1-2 Pythonの目指すところ
- 1-1-3 Pythonの需要
- 1-1-4 Pythonが支持される理由
- 1-1-5 Pythonの特徴
- 1-1-6 スタイルガイド PEP 8
- Pythonのバージョン
1-2 主なPython実行環境/IDE
- 1-2-1 Pythonの実行環境/IDE
- 1-2-2 OS標準のPython
- 1-2-3 Pythonの公式バイナリー
- 1-2-4 Pythonディストリビューション
- 1-2-5 オンライン開発環境
- PSF Pythonコンソール
- Google Cloud Platform
1-3 Anacondaの導入と利用方法
- 1-3-1 Anacondaとは
- Anaconda Navigator
- Jupyter Notebook
- JupyterLab
- QtConsole
- Spyder
- Orange
- RStudio(要追加インストール)
- 1-3-2 Anacondaのインストール(Windows)
- インストール手順
- 1-3-3 Anacondaのインストール(macOS)
- インストール手順
- ターミナルの起動
- 1-3-4 Anaconda Navigatorの起動
- 1-3-5 QtConsoleの利用
- 1-3-6 Jupyter Notebookの利用
- 1-3-7 Anacondaのアップデート
Chpater 2 Pythonプログラミングの基礎
2-1 基本変数(数値/四則演算)
- 2-1-1 学習の前に
- 2-1-2 基本的なデータ型
- 数値型
- 文字列型
- 2-1-3 変数の定義
- 2-1-4 数値型
- 2-1-5 文字列型
- 2-1-6 文字列の基本操作
- 文字列の代入
- 文字列の連結
- 文字列の繰り返し
- 文字列の抽出
2-2 コレクション(リスト/タプル/セット/ディクショナリ)
- 2-2-1 コレクションの種類
- 2-2-2 リスト型
- リスト型の定義
- リスト型の操作(要素の取り出し)
- リスト型の操作(要素の追加/取り替え,検索)
- リスト型の操作(要素数を調べる)
- 2-2-3 タプル型
- 2-2-4 セット型
- 2-2-5 ディクショナリ型
2-3 条件判断処理(if文)
- 2-3-1 if/elif/else
- 2-3-2 条件式
- 2-3-3 比較演算子と論理演算子
- 比較演算子
- 論理演算子
2-4 繰り返し処理(for文/while文)
- 2-4-1 for文
- for文の使用
- break(for文)
- continue(for文)
- for~else
- 2-4-2 while文
- while文の使用
- break(while文)
- continue(while文)
- while~else
- 無限ループ
Chapter 3 オブジェクトとクラス/文字列操作
3-1 Pythonスクリプトの実行方法
3-2 オブジェクトとクラス(マルチバイト文字列,ファイル入出力)
- 3-2-1 クラス
- 3-2-2 コンストラクター
- 3-2-3 デストラクター
- 3-2-4 継承
- 3-2-5 多重継承
- 3-2-6 カプセル化
3-3 文字列操作(オブジェクト,イテレータ/ジェネレーター)
- 3-3-1 文字列の分割
- 3-3-2 リストを結合して文字列を生成
- 3-3-3 先頭/末尾の文字列を削除
- 3-3-4 文字列の置換
- 3-3-5 アルファベットの大文字/小文字を変換する
3-4 正規表現
- 3-4-1 Pythonでの正規表現の利用
- 3-4-2 正規表現を使ったPythonスクリプトの例
- 3-4-3 正規表現を使った文字列の置き換え
- 3-4-4 正規表現を使った文字列の分割
- 3-4-5 正規表現を使った文字列の検索
- 3-4-6 事前コンパイル
- 事前コンパイルの有効性
- 検索フラグ
- 3-4-7 raw文字列
- 3-4-8 正規表現で使用するメタ文字
- 3-4-9 正規表現で使用する文字クラス
- 3-4-10 正規表現で使用する特殊シーケンス
- 3-4-11 フラグ
- 3-4-12 日本語の扱い方
Chpater 4 関数とモジュール
4-1 関数の基本
- 4-1-1 関数の基本
- 4-1-2 組み込み関数
- 4-1-3 関数の呼び出し方
- 4-1-4 関数の引数
- 4-1-5 関数の戻り値
4-2 関数の定義
- 4-2-1 関数の定義
- 4-2-2 引数と戻り値の定義
- 4-2-3 さまざまな引数の定義
- 関数の引数にデフォルト値を設定する
- 引数の個数を可変長にする
- 4-2-4 ローカル変数
4-3 モジュールの基本
- 4-3-1 モジュールとは
- 4-3-2 import文
- 4-3-3 import~as~文
- 4-3-4 from~import~文
- 4-3-5 モジュールを作って読み込む
- 4-3-6 モジュールをスクリプトとして実行する
4-4 モジュールの探し方/インストール方法
- 4-4-1 モジュール検索パス
- 4-4-2 標準モジュール
- 4-4-3 サードパーティモジュール
- 4-4-4 モジュールのインストール
- pip
- conda
- 4-4-5 パッケージ
Chpater 5 DjangoによるWebアプリケーション開発
5-1 Webアプリケーションの仕組み
- 5-1-1 静的/動的コンテンツとは
- 静的コンテンツ
- 動的コンテンツ
- 5-1-2 動的コンテンツが作成される仕組み
- データを保存する仕組み
- サービスを実現するためのロジック
- 5-1-3 データベースシステム
- データベースシステムの種類
- 5-1-4 Webアプリケーションに必要な要素
- ロジックを実現するサーバーサイドアプリケーション
- データベースとの連携
- Webアプリケーションの開発環境
- 5-1-5 サーバーサイドアプリケーションのデザインパターン
- 5-1-6 Webアプリケーションフレームワークの利用
- 開発効率や品質に大きな影響を与えるWebアプリケーションフレームワーク選び
- 5-1-7 WebアプリケーションフレームワークDjango
- Djangoが提供する機能
- Djangoが対応しているデータベースシステム
- Djangoの開発思想
- DjangoのMTVアーキテクチャー
5-2 Djangoのインストール
- 5-2-1 Djangoのインストール方法
- 公式リリース版をインストールする(推奨)
- OS(ディストリビューション)で提供されるものをインストールする
- 5-2-2 Djangoのインストール
- 公式リリース版Djangoのインストール
- Anacondaパッケージ管理コマンドによるDjangoのインストール
- 5-2-3 Djangoのバージョン確認
5-3 DjangoによるWebアプリケーションの作成
- 5-3-1 作成手順
- 5-3-2 作業上の注意
- 5-3-3 ①Djangoプロジェクトの作成
- 5-3-4 ②設定ファイルの修正
- 言語コードの変更
- タイムゾーンの変更
- 5-3-5 ③Webアプリケーションの作成とDjangoプロジェクトへの登録
- 5-3-6 ④Viewの定義
- 5-3-7 ⑤URLディスパッチャーの作成
- urls.pyファイルの新規作成
- urls.pyファイルの修正
- 5-3-8 ⑥開発サーバーの起動
- サービスポート番号の変更
- 5-3-9 ⑦動作確認
5-4 データベースの操作
- 5-4-1 SQLite
- 5-4-2 sqlite3コマンドの実行
- 5-4-3 データベースファイルを開く
- 5-4-4 テーブルの作成(CREATE文)
- 5-4-5 データの挿入(INSERT文)
- 5-4-6 データの抽出(SELECT文)
- 5-4-7 データの更新(UPDATE)
- 5-4-8 データの削除(DELETE文)
5-5 Templateの利用
- 5-5-1 Templateの役割
- 5-5-2 Templateフォルダの作成と設定ファイルの修正
- 5-5-3 Templateファイルの作成
- 5-5-4 Viewの修正
- 5-5-5 URLディスパッチャーの追加
- 5-5-6 動作確認
- 5-5-7 Templateに変数やデータを差し込む
5-6 Modelの利用
- 5-6-1 データベースとModelクラス
- 5-6-2 Modelの作成
- 5-6-3 設定ファイルの修正
- 5-6-4 Modelとデータベースの同期
- 5-6-5 Modelを使って表示する
- テンプレートファイルの作成
- Viewの設定
- URLディスパッチャーの追加
- 5-6-6 動作確認
Chpater 6 データサイエンス(解析/分析)の基礎
6-1 データサイエンスとは
- 6-1-1 非構造化データであるビックデータ
- 6-1-2 データサイエンティストの業務
6-2 データサイエンスとPython
- 6-2-1 NumPyとは
- 6-2-2 Pandasとは
- 6-2-3 NumPyやPandasの導入
6-3 NumPyの利用
- 6-3-1 本節で学習すること
- 6-3-2 NumPyの基本操作
- 6-3-3 配列の生成
- array( )関数を使った配列の作成
- 2次元配列の作成
- 0や1で埋まった配列の作成
- 未初期化の配列の作成
- arange( )関数を使った配列の作成
- 6-3-4 配列の形状の変換
- 6-3-5 配列のprint
- 6-3-6 行列の演算
- 算術演算
- 行列積
- 算術結果でもとの配列を置き換える
- 型が異なる配列同士の演算結果
- 基本的統計関数
- ユニバーサル関数
- 6-3-7 行列のインデックス参照,スライス
- 6-3-8 ファイルの入出力
- ファイルへの書き出し
- ファイルからの読み込み
6-4 Pandasの利用
- 6-4-1 Pandasの基礎
- 6-4-2 SeriesとDataFrame
- Series(シリーズ)
- DataFrame(データフレーム)
- 6-4-3 Seriesの作成
- リストをもとにしたSeriesの作成
- NumPyの1次元配列をもとにしたSeriesの作成
- ラベルの付与
- 6-4-4 Seriesの参照
- インデックスやスライスを用いてアクセス
- ラベル名でアクセス
- 6-4-5 DataFrameの作成
- 行単位での作成
- 列単位での作成
- 6-4-6 DataFrameの参照
- インデックスやスライスによる行データへのアクセス
- ラベル名による行データや列データへのアクセス
- 6-4-7 ファイルの入出力
- ファイルへの書き出し
- ファイルからの読み込み
- 6-4-8 各行の統計情報を表示
- 6-4-9 グラフの描画
- グラフのインライン表示
- サンプルデータの読み込み
- 折れ線グラフ
- ヒストグラム(散布図)
- その他のグラフ
Chpater 7 機械学習/ディープラーニングの基礎
7-1 AI/機械学習/ディープラーニングとは
- 7-1-1 AI/機械学習/ディープラーニングの関係
- 7-1-2 機械学習の手法
- 教師あり学習
- 教師なし学習
- 強化学習
- 7-1-3 教師あり機械学習の回帰と分類
- 回帰
- 分類
7-2 scikit-learnとTensorFlow
- 7-2-1 scikit-learnの特徴と利用方法
- 7-2-2 TensorFlowの特徴と利用方法
7-3 scikit-learnの利用
- 7-3-1 scikit-learnの基礎
- ①データセットの用意
- ②アルゴリズムの選択
- ③学習
- ④予測・評価
- 7-3-2 ランダム値を使った線形回帰
- ①マジックコマンドの入力,ライブラリーのインポート
- ②データセットの用意
- ③アルゴリズムの選択と学習
- ④学習結果の表示
- 7-3-3 アヤメの計測データを使った分類/分析(SVM)
- ①マジックコマンドの入力,ライブラリーのインポート
- ②データの用意と確認
- ③トレーニングデータとテストデータに分割
- ④アルゴリズムの選択と学習
- ⑤学習結果の確認
7-4 TensorFlowの利用
- 7-4-1 MNISTとは
- 7-4-2 TensorFlowの基礎
- 7-4-3 TensorFlowのインストール
- Anacondaパッケージ管理コマンドによるインストール
- Pythonパッケージ管理コマンドによるインストール
- 7-4-4 TensorFlowの動作確認
- 7-4-5 TensorFlowでMNISTを解く
- 7-4-6 チュートリアルスクリプトの実行
- ①TensorFlowライブラリーのインポート
- ②データセットの読み込み
- ③モデルの構築
- ④モデルの設定
- ⑤モデルの学習
- ⑥モデルの評価
- 7-4-7 学習過程やデータフローを見る
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