知りたい!サイエンスシリーズ寄生虫のふしぎ
―脳にも?意外に身近なパラサイト―
2009年1月24日紙版発売
目黒寄生虫館+研究有志一同 著
四六判/256ページ
定価1,738円(本体1,580円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3753-7
ただいま弊社在庫はございません。
書籍の概要
この本の概要
日本では“病原体”としての寄生虫を見かけることは少なくなりました。しかし,最近では国際化の波に乗って世界各地からやって来る寄生虫も多く,見落とすことのできない寄生虫を見かける機会はまだまだあります。
本書では,そんな彼らを「生き物」として見た不思議に迫ります。寄生虫は安住の地を得るために涙ぐましい努力をして生きています。彼らには,生き物として生き残るための様々な“知恵”が詰まっています。この本は「寄生虫って気持ち悪そう。でも面白そう」というサイエンス好きな皆さまへ贈る「寄生虫入門書」です。
こんな方におすすめ
- 生物に興味のある方
- へんな生き物を見たい方
- 寄生虫マニア
この本に関連する書籍
-
動物たちの奇行には理由がある Part2―イグ・ノーベル賞受賞者の生物ふしぎエッセイ
イグ・ノーベル賞研究者V. B. マイヤーロホ先生が贈る,大人気動物ふしぎエッセイ第2弾。 「あの動物はなんであんな行動とってるの?」「なんであんなわけのわからない...
-
生物いまどき進化論―都市化がもたらす人工サバイバル
人で溢れかえり,車が走り回る都市。そんな環境の中でも,たくましく生きる生物がいます。 「なんでわざわざ緑の少ない過酷な都市部にいる?」「都市って自然の一部と...
-
パンデミック・シミュレーション―感染症数理モデルの応用―
現代の日本社会において新型インフルエンザはどのように拡がっていくのでしょうか?それに対する対策はどの程度有効で,その費用はどれぐらいに見積もられるのでしょう...
-
きのこの下には死体が眠る!?――菌糸が織りなす不思議な世界――
ふだんは思いもつかないことだが,きのこにも研究者がいる。そして博物館にはきのこ(菌類)を担当する学芸員がいる。 著者は博物館のきのこ担当学芸員。毎日,博物館...
-
動物たちの奇行には理由がある―イグ・ノーベル賞受賞者の生物ふしぎエッセイ―
生き物たちは,さまざまな行動をとりながら暮らしています。一見すると人間には滑稽・理不尽に見える行動もありますが,それら全てには何らかの意味があります。たとえ...
-
やっぱりペンギンは飛んでいる!
ピングーやSuicaのキャラクターのように,可愛さばかりが目立つペンギン。しかし実際のペンギンは,一体どんな感じなのだろう? 本書では,あまり知られることがなかっ...