改訂版 標準XML完全解説(上)

[表紙]改訂版 標準XML完全解説(上)

紙版発売

A5判/456ページ

定価2,508円(本体2,280円+税10%)

ISBN 4-7741-1186-4

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書籍の概要

この本の概要

前著「標準XML完全解説」から3年経ち,XMLを取り巻く環境はすっかり様変わりしました。本書は改訂にあたり,上下巻に分冊,XMLに関連したテクノロジーをわかりやすく解説します(下巻は2001年9月下旬発刊予定)。

こんな方におすすめ

  • XMLを詳しく学びたい方
  • 仕事でXMLを使う方

目次

第1章 XMLと情報技術

  • 1・1 情報技術としてのXML
  • 1・2 XMLの特徴
  • 1・3 XMLを強化する関連技術
  • 解説 XMLの関連規格と応用規格
  • 1・4 XMLをマスターするためのヒント

第2章 XMLの基本と考え方

  • 2・1 XMLで記述するデータの種類
  • 2・2 XMLのデータ記述の基本
  • 2・3 XMLのスキーマ記述の基本
  • 2・4 XMLのデータ記述の具体例

第3章 XMLの基本構成とその処理

  • 3・1 XMLデータを概観する
  • 3・2 XMLデータを構成する3つの部分
  • 3・3 整形式XML文書と検証済みXML文書
  • 3・4 XMLプロセッサ
  • 3・5 XMLデータの構成パターン
  • 3・6 XML操作の標準インターフェイス

第4章 整形式XML文書

  • 4・1 XMLインスタンスを概観する
  • 4・2 要素を表現する
  • 4・3 属性を指定する
  • 4・4 タグ付けを行う
  • 4・5 空要素を示すタグ
  • 4・6 文字の置き換え
  • 4・7 XML文書で使用できる文字
  • 解説 ISO/IEC 10646とは
  • 4・8 XMLにおける大文字と小文字の区別
  • 4・9 コメント
  • 4・10 CDATAセクション
  • 4・11 処理命令
  • 4・12 XML宣言
  • 解説 ISO/IEC 10646を表現する文字コード
  • 解説 XML宣言自体の文字コード
  • 4・13 プロローグ

第5章 検証済みXML文書

  • 5・1 検証済みXML文書とDTD
  • 5・2 DTDとは
  • 5・3 文書構造を定義する
  • 5・4 要素型宣言
  • 5・5 属性リスト宣言
  • 解説 属性値の正規化
  • 5・6 DTDの指定方法
  • 5・7 DTDの中のコメント

第6章 エンティティとXMLデータ

  • 6・1 エンティティとは
  • 6・2 エンティティ宣言
  • 解説 URI
  • 6・3 解析対象エンティティと解析対象外エンティティ
  • 解説 XML規格におけるエンティティの分類
  • 6・4 エンティティ内部でのタグ付け規格
  • 解説 暗黙定義エンティティのエンティティ宣言
  • 6・5 外部に存在するファイルの文字コード宣言
  • 6・6 記法宣言

第7章 パラメータエンティティと条件付きセクション

  • 7・1 パラメータエンティティ
  • 7・2 条件付きセクション

第8章 DTDサブセットとXMLプロセッサ

  • 8・1 外部サブセットと内部サブセットにおける宣言の重複
  • 8・2 検証XMLプロセッサと非検証XMLプロセッサ
  • 8・3 スタンドアロン文書宣言

第9章 XMLの予約属性とスタイルシート処理命令

  • 9・1 XMLの予約属性
  • 9・2 スタイルシート処理命令
  • 解説 メディア記述子
  • 解説 疑似属性

第10章 名前空間

  • 10・1 名前空間の必要性
  • 10・2 名前空間を使ったXMLデータの書き方
  • 10・3 名前空間の有効範囲
  • 10・4 名前空間としてのURI(URL)
  • 解説 xml接頭辞とxmlns接頭辞
  • 10・5 デフォルトの名前空間
  • 10・6 グローバル属性
  • 10・7 要素に従事するローカルな属性とグローバル属性
  • 解説 名前空間と属性の一意性
  • 解説 非検証XMLプロセッサを使用するときのDTDでの名前空間宣言

第11章 XMLの関連規格

  • 11・1 XML関連規格の必要性
  • 11・2 標準化が期待される分野
  • 11・3 スタイル付けのための標準規格
  • 11・4 ハイパーリンクの標準規格
  • 11・5 構造変換のための標準規格
  • 11・6 XMLプロセッサから得られるXMLツリーモデル
  • 11・7 XMLデータの取り込み
  • 11・8 XMLデータ操作の標準インターフェイス
  • 11・9 XMLインスタンスのスキーマ定義
  • 11・10 XML関連規格の相互関係

第12章 XHTMLとモジュール・フレームワーク

  • 12・1 XHTMLとは何か
  • 解説 HTMLからXHTMLへの系譜
  • 12・2 XHTMLの記述方法
  • 解説 XHTMLとHTMLのDTD記述の違い
  • 12・3 XHTMLでの名前空間の使用
  • 解説 XForms
  • 12・4 XHTMLのモジュール・フレームワーク
  • 解説 XHTML中小モジュールで使用できるデータ型
  • 解説 XHTMLファミリーモジュールの設計
  • 解説 外部からのDTDモジュールの一部修正
  • 12・5 XHTML1.0,XHTML Basic,そしてXHTML1.1
  • 解説 XHTMLファミリーモジュールのDTDでの名前空間の指定
  • 12・6 文書プロファイルとCC/PPフレームワーク
  • 解説 HTML検証サービスとHTML Tidy
  • 12・7 XHTMLの展開と可能性

第13章 XMLの利用と未来

  • 13・1 XMLによる標準化
  • 13・2 XMLの利用分野
  • 13・3 コンテンツとしての利用
  • 解説 BMLとB-XML
  • 解説 学習教材,学習システム分野での標準化団体
  • 13・4 METAデータとしての利用
  • 解説 名前空間のボキャブラリとLOMのボキャブラリ
  • 13・5 メッセージとしての利用
  • 13・6 XML利用の注意点
  • 13・7 XMLの普及とその条件
  • 13・8 XMLの課題と今後の展開
  • 13・9 XMLと「コンテンツ中心時代」

実践 DTDによるスキーマ作成

  • 実践1 ボトムアップ型のDTD構築:報告書のXML化
  • 実践2 トップダウン型のDTD構築:メタデータのXML表現
  • 実践3 RDBデータのDTD表現:ビジネスデータのXML化
  • 付録A XMLの実用例
  • 付録B XML生成規則リファレンス
  • 付録C SGMLとXMLの文法比較
  • 付録D XMLを取り巻く規格マップ
  • 付録E 標準化団体と規格制定プロセス
  • 参考文献
  • 用語集
  • 索引