改訂版 標準XML完全解説(上)
2001年3月23日紙版発売
(株)日本ユニテック 中山幹敏,奥井康弘 著
A5判/456ページ
定価2,508円(本体2,280円+税10%)
ISBN 4-7741-1186-4
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書籍の概要
この本の概要
前著「標準XML完全解説」から3年経ち,XMLを取り巻く環境はすっかり様変わりしました。本書は改訂にあたり,上下巻に分冊,XMLに関連したテクノロジーをわかりやすく解説します(下巻は2001年9月下旬発刊予定)。
こんな方におすすめ
- XMLを詳しく学びたい方
- 仕事でXMLを使う方
目次
第1章 XMLと情報技術
- 1・1 情報技術としてのXML
- 1・2 XMLの特徴
- 1・3 XMLを強化する関連技術
- 解説 XMLの関連規格と応用規格
- 1・4 XMLをマスターするためのヒント
第2章 XMLの基本と考え方
- 2・1 XMLで記述するデータの種類
- 2・2 XMLのデータ記述の基本
- 2・3 XMLのスキーマ記述の基本
- 2・4 XMLのデータ記述の具体例
第3章 XMLの基本構成とその処理
- 3・1 XMLデータを概観する
- 3・2 XMLデータを構成する3つの部分
- 3・3 整形式XML文書と検証済みXML文書
- 3・4 XMLプロセッサ
- 3・5 XMLデータの構成パターン
- 3・6 XML操作の標準インターフェイス
第4章 整形式XML文書
- 4・1 XMLインスタンスを概観する
- 4・2 要素を表現する
- 4・3 属性を指定する
- 4・4 タグ付けを行う
- 4・5 空要素を示すタグ
- 4・6 文字の置き換え
- 4・7 XML文書で使用できる文字
- 解説 ISO/IEC 10646とは
- 4・8 XMLにおける大文字と小文字の区別
- 4・9 コメント
- 4・10 CDATAセクション
- 4・11 処理命令
- 4・12 XML宣言
- 解説 ISO/IEC 10646を表現する文字コード
- 解説 XML宣言自体の文字コード
- 4・13 プロローグ
第5章 検証済みXML文書
- 5・1 検証済みXML文書とDTD
- 5・2 DTDとは
- 5・3 文書構造を定義する
- 5・4 要素型宣言
- 5・5 属性リスト宣言
- 解説 属性値の正規化
- 5・6 DTDの指定方法
- 5・7 DTDの中のコメント
第6章 エンティティとXMLデータ
- 6・1 エンティティとは
- 6・2 エンティティ宣言
- 解説 URI
- 6・3 解析対象エンティティと解析対象外エンティティ
- 解説 XML規格におけるエンティティの分類
- 6・4 エンティティ内部でのタグ付け規格
- 解説 暗黙定義エンティティのエンティティ宣言
- 6・5 外部に存在するファイルの文字コード宣言
- 6・6 記法宣言
第7章 パラメータエンティティと条件付きセクション
- 7・1 パラメータエンティティ
- 7・2 条件付きセクション
第8章 DTDサブセットとXMLプロセッサ
- 8・1 外部サブセットと内部サブセットにおける宣言の重複
- 8・2 検証XMLプロセッサと非検証XMLプロセッサ
- 8・3 スタンドアロン文書宣言
第9章 XMLの予約属性とスタイルシート処理命令
- 9・1 XMLの予約属性
- 9・2 スタイルシート処理命令
- 解説 メディア記述子
- 解説 疑似属性
第10章 名前空間
- 10・1 名前空間の必要性
- 10・2 名前空間を使ったXMLデータの書き方
- 10・3 名前空間の有効範囲
- 10・4 名前空間としてのURI(URL)
- 解説 xml接頭辞とxmlns接頭辞
- 10・5 デフォルトの名前空間
- 10・6 グローバル属性
- 10・7 要素に従事するローカルな属性とグローバル属性
- 解説 名前空間と属性の一意性
- 解説 非検証XMLプロセッサを使用するときのDTDでの名前空間宣言
第11章 XMLの関連規格
- 11・1 XML関連規格の必要性
- 11・2 標準化が期待される分野
- 11・3 スタイル付けのための標準規格
- 11・4 ハイパーリンクの標準規格
- 11・5 構造変換のための標準規格
- 11・6 XMLプロセッサから得られるXMLツリーモデル
- 11・7 XMLデータの取り込み
- 11・8 XMLデータ操作の標準インターフェイス
- 11・9 XMLインスタンスのスキーマ定義
- 11・10 XML関連規格の相互関係
第12章 XHTMLとモジュール・フレームワーク
- 12・1 XHTMLとは何か
- 解説 HTMLからXHTMLへの系譜
- 12・2 XHTMLの記述方法
- 解説 XHTMLとHTMLのDTD記述の違い
- 12・3 XHTMLでの名前空間の使用
- 解説 XForms
- 12・4 XHTMLのモジュール・フレームワーク
- 解説 XHTML中小モジュールで使用できるデータ型
- 解説 XHTMLファミリーモジュールの設計
- 解説 外部からのDTDモジュールの一部修正
- 12・5 XHTML1.0,XHTML Basic,そしてXHTML1.1
- 解説 XHTMLファミリーモジュールのDTDでの名前空間の指定
- 12・6 文書プロファイルとCC/PPフレームワーク
- 解説 HTML検証サービスとHTML Tidy
- 12・7 XHTMLの展開と可能性
第13章 XMLの利用と未来
- 13・1 XMLによる標準化
- 13・2 XMLの利用分野
- 13・3 コンテンツとしての利用
- 解説 BMLとB-XML
- 解説 学習教材,学習システム分野での標準化団体
- 13・4 METAデータとしての利用
- 解説 名前空間のボキャブラリとLOMのボキャブラリ
- 13・5 メッセージとしての利用
- 13・6 XML利用の注意点
- 13・7 XMLの普及とその条件
- 13・8 XMLの課題と今後の展開
- 13・9 XMLと「コンテンツ中心時代」
実践 DTDによるスキーマ作成
- 実践1 ボトムアップ型のDTD構築:報告書のXML化
- 実践2 トップダウン型のDTD構築:メタデータのXML表現
- 実践3 RDBデータのDTD表現:ビジネスデータのXML化
- 付録A XMLの実用例
- 付録B XML生成規則リファレンス
- 付録C SGMLとXMLの文法比較
- 付録D XMLを取り巻く規格マップ
- 付録E 標準化団体と規格制定プロセス
- 参考文献
- 用語集
- 索引
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