スプリンギンって知ってる?
プログラミング教育や、プログラム的思考の重要性が説かれ、小学生からのプログラミング教育が本格化しており、子供でも使えることを謳うアプリケーションや教材も数多く出ています。
数多くあるアプリケーションの中で、今注目をされているのが、スプリンギン(Springin’)というプログラミングアプリです。「みらプロ」という文部科学省、総務省及び経済産業省が、小学校プログラミング教育の充実を図るために行う取り組みにも参加しており、教育機関での導入も進んだこともあり、各方面で話題となりダウンロード数も伸びています。
スプリンギンの画面
本当のビジュアルプログラミング
このスプリンギンの優れているところは、なんと言っても操作性が大変高く、誰でもかんたんに扱えるところです。プログラミングというと、コードと呼ばれるプログラミング言語を書くことをイメージする人も多いと思いますが、スプリンギンにはコードがありません。属性という「役割を持ったもの」の組み合わせにより、イラストを動かしたり、音を出したりすることや、あるきっかけ(イラストを触ったことやイラスト同士があたったこと)を元にイベントを起こすことなどでアプリをつくることができます。
コードを使わないので、「それでプログラミングなの?」と思われるかもしれませんが、属性の組み合わせ方を色々と考えることは、まさにプログラミングで、かなり複雑なオリジナルのシューティングゲームなどのアプリを作成することもできます。高名なとある開発者の方も「これがビジュアルプログラミングのあるべき姿かも」と大絶賛しています。
属性を設定することで様々なことができる
創造力が身につくアプリ
スプリンギンは、直感的に操作ができることが特徴ですが、これはかんたんに使えるというだけでなく、アイデアをすぐにかたちにできたり、いろいろな設定を思いのままに試したりしながらできるため、プログラミングによる論理的思考だけなく、創造力や試行錯誤力なども身につけることができます。また、自分が作ったアプリを他の人にも遊んでもらうことはもちろん、アプリ内のコミュニティで発表し評価を得ることなどもできるため、マーケティング力やビジネス感覚も身につけられる面白い工夫がされています。
お子さんがメインターゲットのアプリですが、大人でも十分に楽しめます。
『はじめてのスプリンギン』は、はじめてスプリンギンを触る方に向け、基本から少し複雑なアプリの作りかたまでを、ストーリー仕立てで解説した書籍です。魔法探偵となりスプリンギンでアプリをつくりながら、事件を解決していきます。はじめてプログラミングに触れるお子さんに最適な1冊なので、ぜひ本書とともに、スプリンギンの世界に飛び込んでみてください。