iPhone 5sとiPhone 6/6 Plusの違い
2014年版のiPhoneであるiPhone 6(以下6)とiPhone 6 Plus(以下6 Plus)が2014年9月19日に発売されました。昨年発売されたiPhone 5s(5c)と比べてハードウェア的にもっとも大きく変わった部分はディスプレイのサイズです。iPhone 5sのディスプレイが4.0インチ(1136×640ピクセル)であるのに対し、6では4.7インチ(1334×750ピクセル)、6 Plusでは5.5インチ(1920×1080)となり、サイズだけでなく解像度も上がっています。そのため、写真や動画が大きく見えるのはもちろん、地図やWebサイトなどもより広い範囲が表示できます。
それに伴い本体も大きくなっており、面積比ではiPhone 5sに対し6は約1.28倍、6 Plusでは約1.7倍となっています。6 Plusはかなり「デカい」という印象です。ただし、厚さは6、6 PlusともiPhone 5sより薄くなり、バッテリーの容量も増えています。
このように一番印象的なのはディスプレイサイズと本体の大きさですが、プロセッサーやカメラも進化しています。
iPhone 6とiPhone 6 Plusの違い
6と6 Plusは大きさ以外の機能はほぼ同じですが、6 Plusには、ホーム画面やキーボード、メールや連絡先などの一部のアプリで、画面を横向きにするとことで横向き表示に適応した画面になり、快適な操作が可能になる機能があります。
この機能は標準アプリだけでなく、App Storeで入手できるiPad対応アプリの一部でも利用することができます。
iOS 8の新機能
iPhoneの発売に合わせて、iOSも8になり、様々な機能が増えています。いくつか挙げてみましょう。iPhoneやiPad、Mac同士で利用できるiMessageでは、音声や現在地のマップなどを送信できるようになりました。カメラでは撮影時に露出の調整や、長い時間の動画を短時間に凝縮して再生できるタイムラプス撮影ができるようになりました。通知センターもより使いやすくなっていますし、家族でiPhoneやiPadを使っている人にはファミリー共有機能も便利でしょう。
なお、これらiOS 8の新機能は、iPhone 5sなどでもOSをアップデートすることで利用可能です。