じつはジャパネットたかたもCOBOLユーザー
1959年12月に開発されてから、じつに50年以上の歴史を持つCOBOL。
というイメージが強いかもしれませんが、金融や製造などの基幹システムではまだまだ現役。意外なところでは、ユニークな通販番組でおなじみのジャパネットたかたでも使われていたりします。
もしもCOBOLシステムのメンテナンスやリプレースが必要になったら…
新規の開発案件でCOBOLを利用することは少ないでしょう。しかし、システムにはメンテナンスやリプレースがつきもの。大事なシステムに使われていることの多いCOBOLは、「だれかがまた知識を身につけないといけない」言語といえます。伝説のCOBOLerのみなさんが退職をむかえてしまったら、社内で気軽に話を聞くことも難しくなるでしょう。
そこで、この度刊行となったのが『COBOLポケットリファレンス』。これまでもCOBOLの本はありましたが、本書は
- 「エンディアンによる誤動作にどう対処するか」
- 「移植のポイントは」
- 「C言語やVBと連携するには」
- 「システム部門が考慮しなければいけないこと」
など、実践的なTipsを収録しているのが特徴です。
さらに、ネットに接続できなかったり、電子機器を持ち込めない環境でも使いやすいよう、サイズをコンパクトに、そしてPURという特殊製本を採用して開きやすく仕上げてあります。
電子書籍版も刊行
本書は、Gihyo Digital Publishingにて、電子書籍PDF(版)も配信。
- 「現場で開くことはなさそうだけど、ちょっとためしに勉強してみようかな……」と思った方におすすめです。
ポケットリファレンスシリーズでは、今後もさまざまなテーマをラインナップに入れていく予定です。乞うご期待!