これまではデータ収集基盤であるFluentd/Embulkをオープンソースとして提供しており、直接のサポートを行うことはなかった。とはいえFluentd/Embulkはすでにビッグデータにおける標準的なデータ収集基盤として多数のサービスや組織が導入しており、顧客からも直接のサポートを希望する声が高まったとして、2015年から北米でFluentdのサポートを開始、日本でもSRA OSSと協業してFluentdのサポートを始めた。今回のNTTデータとの連携はこれに続くもので、収集データをストリーム転送するFluentdに加え、バッチ転送に対応したEmbulkについてもサポートを行う。
続いて説明を行ったトレジャーデータ(株)マーケティングディレクターの堀内健后氏。FluentdやEmbulkのロゴも本格的なサポート開始にともない変わる(変わった)とのことFluentdの現状について紹介する米国Treasure Data Inc. マーケティング担当VPの田村清人氏。ここ数年取り組んできた成果がここに来て花開いたとのこと。最新のFluentd V0.14.0ではWindowsでの動作をサポート、時刻を秒精度からナノ秒精度に、柔軟なバッファリングなど多くの機能が盛り込まれた