Googleは3月11日、日本国内におけるストリートビューのサービス提供エリアを拡大し、さらに、国内の世界遺産を初めてスペシャルコンテンツとして公開した。
ストリートビューの提供エリア拡大およびスペシャルコンテンツの拡充について説明を行うグーグル株式会社製品開発本部長 徳生健太郎氏。
今回の発表に合わせて、二条城前にて記念式典が行われ、記者発表会場にも中継された。写真はIT系の発表会では珍しいテープカットの様子。
21県を追加、17都道府県にてエリア拡大
今回、秋田、山形、福島、栃木、群馬、茨城、長野、山梨、静岡、富山、石川、福井、和歌山、島根、山口、愛媛、香川、大分、佐賀、宮崎の21県内のエリアが、ストリートビューに対応することになった。加えて、従来から提供されていた北海道や東京、神奈川など、17都道府県に関しても、対象エリアが拡大することとなった。
スペシャルコレクションの拡充
さらに、二条城や西本願寺などの世界遺産を含めた国内32施設がスペシャルコンテンツに加わった。今回加わったのは、世界遺産の他、寺院や教育施設、ゴルフコースなど。
スペシャルコンテンツとして加わった二条城の映像の様子。
世界遺産など、車が進入できない場所は「トライク」と呼ばれる三輪自転車を使用して撮影している。
詳しくはストリートビューのサイトを参照。
ストリートビュースペシャルコンテンツへの登録を希望する場合、ストリートビューパートナープログラムから申し込みが行える。