Software Design 2016年9月号
2016年8月18日紙版発売
2016年8月18日電子版発売
B5判/200ページ
定価1,342円(本体1,220円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
知りたい情報集まっていますか?
ログ出力のベストプラクティス
トラブルの調査やマーケティングのためにログを使おうと思っても,必要な情報が取得・収集できていないと意味がありません。適時適所で活用できるよう,今すぐログの設定や設計を見直してみましょう。
本特集では,サービスの基盤となる各種サーバで収集できるログと,ユーザが利用するアプリケーションで収集すべきログを整理し,一歩踏み込んだログ出力のしかたを解説します。
第2特集
使いこなせていますか?
良いPHP,悪いPHP
RubyやScalaなどが注目されるなか,PHPはその安定性と開発の容易さで,Web開発の分野では今も高いシェアを誇っています。本特集は,PHPを使ううえでのメリット・デメリットを明確にしながら,初心者がWeb開発を行えるようになるためのヒントを提供します。
導入方法と基本文法を押さえたら(第1章),ライブラリを使ってより高度な機能を簡単に実装しましょう(第2章)。アプリケーションの規模が大きくなりそうならフレームワークを導入して,開発を体系化・効率化しましょう(第3章)。そして最後の第4章では,参加するとPHPの学習がますます捗る,ユーザコミュニティを一挙に紹介します。
短期集中連載
乱数を使いこなす
【2】物理乱数ハードウェアを作る
この連載ではシミュレーションやセキュリティ確保に欠かせない乱数に関する技術について紹介します。数回にわたる「コンピュータと乱数」「物理乱数ハードウェアを作る」「物理乱数をOSで使ってみる」というお話を通して,乱数はどう作り,どう使えばいいのかについて親しんでください。
一般記事
「良いプログラム」のための「良いコメント」
コードを読みやすくするための6つの書き方
コメントはおもに,コードを読みやすくする目的で使われます。読みやすいコードのためには,良いコードを書くことはもちろんですが,コメントを適切に書くことも大きな助けになります。
本記事では,どのようにコメントを書いて考えを書き残せば,コードを読みやすくし,作業をしやすくし,ひいては良いプログラムが作れるのかということを考えていこうと思います。
目次
第1特集
知りたい情報集まっていますか?
ログ出力のベストプラクティス
-
第1章:Linuxのシステムログを知ろう
サーバ管理に欠かせないセキュリティログをチェック -
第2章:Webサーバのログ設定
ApacheとNginxのログ出力の基本と目的別手法 -
第3章:MySQL 4つのログの使いどころ
データベースの保全,性能評価で役立てる -
第4章:Sambaの詳細なログ設定と活用
パフォーマンスと実益とのバランスをとって出力しよう -
第5章:マーケティングにも使えるログ設計とは
アプリケーションログで何を記録し,どう可視化するか
第2特集
良いPHP,悪いPHP
すぐ効くWeb開発入門
- 第1章:PHPのはじめ方と学び方
環境構築からコーディングまで - 第2章:PHPのライブラリの選び方・使い方
Composerをお勧めする理由 - 第3章:PHPフレームワークの選び方
システムの目的から振り返る - 第4章:PHPのユーザコミュニティ
チャットルームからハッカソンまで
一般記事
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「良いプログラム」のための「良いコメント」
コードを読みやすくするための6つの書き方
短期集中連載
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乱数を使いこなす
【2】物理乱数ハードウェアを作る
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【93】Rust - digital gadget
【213】広告とデジタルの新しい関係性 - 結城浩の再発見の発想法
【40】三路スイッチ - [増井ラボノート]コロンブス日和
【11】Gear - 宮原徹のオープンソース放浪記
【7】北奔南走!? OSC北海道と沖縄 - ツボイのなんでもネットにつなげちまえ道場
【15】Universal Serial Bus(デバイス編) - アプリエンジニアのための[インフラ]入門
【3】インフラ構成管理入門 - 使って考える仮想化技術
【4】仮想環境の構築(その3)〜仮想マシンの操作と状態確認 - RDB性能トラブルバスターズ奮闘記
【7】SQLに小回りの効く記述力を与えてくれるCASE式 - Androidで広がるエンジニアの愉しみ
【9】VRアプリをつくろう! - Vimの細道
【11】Vimの設定ファイル再点検 - るびきち流Emacs超入門
【29】カレントバッファを即実行! quickrun(前編) - 書いて覚えるSwift入門
【18】APFSとSwift3 - Sphinxで始めるドキュメント作成術
【18】ドキュメントを自動生成するautodoc - Mackerelではじめるサーバ管理
【18】Mackerel活用事例――ガイアックスの場合 - セキュリティ実践の基本定石
【35】情報資産とローカルネットワーク内感染 - SOURCES~レッドハット系ソフトウェア最新解説
【2】Ansible Tower part2 - Be familiar with FreeBSD~チャーリー・ルートからの手紙
【34】タイムスケジュールでプログラムを実行 - Ubuntu Monthly Report
【77】LibreOffice 5.2の新機能 - Debian Hot Topics
【39】DebConf16レポート(前編) - Unixコマンドライン探検隊
【5】ファイル操作の基本(その2) - Linuxカーネル観光ガイド
【54】Linux 4.2の新API――DRMインターフェースのatomic mode setting - Monthly News from jus
【59】北と南でも議論,コミュニティそれぞれの課題と解決策 - Hack For Japan~エンジニアだからこそできる復興への一歩
【57】熊本地震での活動紹介(減災インフォ・情報支援連絡会議・Civic Tech Live!) - 温故知新 ITむかしばなし
【58】Intel 80286~究極の16bit CPUだったのか - ひみつのLinux通信
【31】モジュールを読み込むように進化したい