書籍概要

改訂新版 情報科学入門 統計・データサイエンス・AI

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概要

データサイエンスに重点を置いた情報科学とデータ分析の入門書です。 基礎知識から,関連する技術をわかりやすく解説します。

本書の構成は,それぞれ標準カリキュラムの以下に相当します。

第1章「1. 導入,社会におけるデータ・AI利活用」

第2章「2. 基礎,データリテラシー」

第3章「3. 心得,データ・AI利活用における留意事項」

第4章「4. 選択,オプション」

数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)に対応させると,第1章が「項目1」と「項目2」「項目3」に,第2章が「項目5」に,そして第3章が「項目4」に対応します。

また,本書を改訂するにあたり,新たに生成AIに関するトピックを第6章として,さらにオープンデータの活用を第7章に追加しています。

第6章は応用基礎レベルの「3. AI基礎」に該当します。第7章は応用基礎レベル「2.データエンジニアリング基礎」に相当します。

データサイエンスの基礎を学びたい方,AI技術に興味がある方,データ分析の実践力を身につけたい方など,幅広い読者におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 情報科学およびデータ分析の基礎を学びたい方

目次

  • 序文

第1章 社会におけるデータ・AI活用

  • 1-1 社会で起きている変化
  • 1-2 社会で活用されているデータ
  • 1-3 データサイエンス・AIの活用領域
  • 1-4 データサイエンス・AIの利活用のための技術
  • 1-5 データサイエンス・AIの利活用の最新動向

第2章 データの要約と可視化

  • 2-1 データの要約
  • 2-2 要約統計量
  • 2-3 関係をとらえる
  • 2-4 データの可視化
  • 2-5 まとめ
  • 2-6 参考文献

第3章 データの法規と倫理

  • 3-1 データ解析のインパクトと倫理
  • 3-2 データの健全な取り扱い
  • 3-3 個人情報
  • 3-4 結果の説明可能性
  • 3-5 データと情報に関する権利と法律
  • 3-6 参考文献

第4章 データ活用の手法と実践

  • 4-1 はじめに
  • 4-2 代表的な確率分布
  • 4-3 確率論とベイズの定理
  • 4-4 推測統計学の基礎
  • 4-5 統計的検定の基礎
  • 4-6 ROC解析と推論の評価
  • 4-7 モデリング
  • 4-8 回帰分析
  • 4-9 単回帰分析
  • 4-10 クラスタ分析
  • 4-11 参考文献

第5章 データ構造,アルゴリズム,プログラミング

  • 5-1 プログラミングの話題に入る前に
  • 5-2 データ構造
  • 5-3 アルゴリズム
  • 5-4 プログラミングの基礎
  • 5-5 参考文献

第6章 深層学習,生成AI

  • 6-1 深層学習
  • 6-2 生成AI
  • 6-3 参考文献

第7章 オープンデータの活用

  • 7-1 オープンデータ
  • 7-2 クリエイティブ・コモンズ
  • 7-3 機械判読に適したデータ
  • 7-4 さらなるデータの活用と課題
  • 7-5 機械学習によるデータの活用と限界

付録A RStudioによるRの実行

  • A-1 分析ツールの必要性
  • A-2 RとRStudioについて
  • A-3 プロジェクトの作成
  • A-4 スクリプトの記述
  • A-5 スクリプトの実行
  • A-6 グラフの描画
  • A-7 パイプ演算子
  • A-8 Rの終了
  • A-9 参考文献

付録B Google ColabによるPythonの実行

  • B-1 Python
  • B-2 Google Colab
  • B-3 Google Driveとの連携
  • B-4 Python速習
  • B-5 関数
  • B-6 データサイエンスのためのライブラリ
  • B-7 データフレーム
  • B-8 データ操作とグラフィックス
  • B-9 map関数
  • B-10 関数の定義
  • B-11 スクリプトファイルの保存とColabの終了
  • 索引

サポート

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