概要
「膨大な顧客名簿から必要なデータをまとめたい」
「バラバラに管理されている商品リストから納品書にデータを取り出したい」
「毎日増える売上データを各部署に振り分けて送りたい」
こんな日々のExcel処理は「データ集計・抽出」機能を正しく使いこなせば,高速化できます!
本書では,ビジネス現場での経験豊富な著者が,本当に効率化できるテクニックを厳選して解説。さらに,Excel2021/Microsoft365で実装された「スピル機能」(数式のコピーをしなくても,隣接するセルに自動で結果が反映される機能)も併せて掲載しているので,よりスピーディに処理できます。
自己流のExcelに限界を感じている方,Excelでもっと効率アップしたい方は必携です。
こんな方におすすめ
- 今すぐ思い通りの集計・抽出をしたい方
- もっと効率よく集計・抽出をしたい方
サポート
ダウンロード
本書をお買い上げいただいた読者様には,本書のテクニック解説で例示している表(Excelファイル)をご提供します。
下記の入力欄に,本書P.20「サンプルファイルのダウンロード」に掲載しているアクセスIDとパスワードを入力して,ダウンロードボタンを押してください(大文字・小文字は区別されます)。
(2023年7月26日更新)
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そのほか,ダウンロードファイルのご利用方法,注意事項については,本書P.20「サンプルファイルのダウンロード」に掲載しております。あわせてご確認,ご了承の上,データをご利用願います。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.258 テク124 「Change!」内の「従来」の数式
誤 |
=NETWORKDAYS.INTL(C3*1,E3*1,"1010000")-1
|
---|
正 |
=NETWORKDAYS.INTL(C3,E3,"1010000")-1
|
---|
P.189 テク088 「併せて覚えテク Microsoft365ならVSTACK関数を使おう」本文
誤 |
Micorosft365ならクリップボードは不要。(1)VSTACK関数を使えば、複数シートの表を縦方向に1つにまとめることができる。そのデータをもとに(2)UNIQUE関数で重複を除いて抽出し、(3)COUNT(A)関数で数えることで重複を除いた件数が求められる。VSTACK関数で1つにまとめてUNIQUE関数で重複を除いて抽出する数式は、11章2節テク268で解説しているので参考にしよう。 =COUNTA(UNIQUE(VSTACK('7月'!B3:B8,'8月'!B3:B7,'9月'!B3:B6,'10月'!B3:B6))) |
正 |
Micorosft365ならクリップボードは不要。VSTACK関数を使えば、複数シートの表を縦方向に1つにまとめることができる。そのデータをもとにUNIQUE関数で重複を除いて抽出し(11章2節テク268参照)、COUNT(A)関数で数えることで重複を除いた件数が求められる。この数式は、本章7節テク116で解説しているので参考にしよう。 |
P.443 テク223 「使うのはコレ!」上から3行目
誤 |
INDEX+SMALL+ROW関数 |
正 |
IFERROR+INDEX+SMALL+ROW関数 |
P.444 テク223 「●Excel2019/2016の数式」2つ目の図中の数式
誤 |
=INDEX($C$3:$E$10,SMALL($F$3:$F$10,ROW(A1)),1) |
正 |
=IFERROR(INDEX($C$3:$E$10,SMALL($F$3:$F$10,ROW(A1)),1),"") |
P.448 テク226 「使うのはコレ!」上から2行目
誤 |
Excel2019/2016 IF+COUNTIF+ROW関数、INDEX+SMALL+ROW関数 |
正 |
Excel2019/2016 IF+COUNTIF+ROW関数、IFERROR+INDEX+SMALL+ROW関数 |
P.229 テク109 「併せて覚えテク」内の「Excel2019/2016」の囲み
誤 |
=SUMIF($B$7:$G$7,COLUMN(A1:C1),$B$6:$G$6) |
正 |
=SUMIF($B$7:$G$7,COLUMN(A1),$B$6:$G$6) |
P.428 テク217
手順(6)下の「操作テク」(下記文)を削除します。
誤 |
[操作テク]Excel2019/2016の場合はCtrl+Shift+Enterキーで数式を確定する。 |
P.429 テク217
「数式解説」の最後の一文(下記文)を削除します。
誤 |
Excel2019/2016では配列数式で求める必要があるため、Ctrl+Shift+Enterキーで数式を確定する。 |
P.527 テク267 「●Excel2019/2016の数式」図の手順(9)の囲み
誤 |
|
正 |
|
P.541 テク273 「●Excel2019/2016の数式」内の数式
誤 |
=INDEX($A$2:$G$16,,MATCH(I1,$A$1:$G$1,0)) |
正 |
=INDEX($A$2:$G$16,,MATCH(I$1,$A$1:$G$1,0)) |
補足情報
(2024年11月26日更新)
本書P.245で掲載している「テク118 複数ブックのデータをもとに,項目別集計や重複集計をしたい(ブックの追加対応)」につきまして,本書では「項目別集計」にPower QueryとSUMIF関数を使用した方法を紹介しました。
項目別集計はPower Queryの「グループ化」機能でも可能なため,その操作解説をまとめたPDFファイルを書籍購入者様に追加でご提供いたします。PDFファイルをダウンロードする際は,本書P.20に記載しているパスワードを以下の欄にご入力ください。