そもそもあなたは何をつくりたいのか
この連載は、
それでは、
転職するためのスキルとして?
はやりだから?
趣味?
この連載を読んでいるあなたは、
そこでまずことわっておかなければならないのは、
マッシュアップするために、
「何かをつくりたい」
ではなく、
「これをつくりたい」
という動機と熱情です。
技術やスキルが前提になるのではありません。はっきりとしたつくりたいアイデアが二の次となってしまっているのならば、
何もアイデアがないのであれば、
しかし、
この4回の連載では、
低コスト・ハイスピードな開発
知識は最低限でよし。最も重要なのはアイデア
知識は最低限でよし。最も重要なのはアイデア
まずは、
(1)HTMLとCSS
ウェブサイトを構築するうえで、
あなたが挑戦するのは、
さらにいうと、
そのなかから、
そこで、
ウェブアプリケーションの動作やデザインはブラウザごとに異なる場合があるため、
これにより、
デザインのためにHTMLとCSSを勉強するのではありません。
マッシュアップをつくることにとって、
(2)JavaScriptライブラリ
JavaScriptライブラリの詳しい使用方法は連載第4回で取り扱いますが、
JavaScriptですることは、
- レイアウトをリアルタイムに変化させる
- データをリアルタイムに読み込んで、
表示する
上記以外のことは、
そして、
$() //getElementById()の短縮形
new Ajax.Request(url, {
method: "get or post",
parameters: "parameter="+send_string,
onSuccess:function(httpObj){
$("result").innerHTML = httpObj.responseText;
}
});
JavaScriptライブラリというのは、
<div id="test">あいうえお</div>
- ボックス要素の中身を取得
- 従来:
var string = document.
getElementById("test"); - ライブラリを使うと:
var string = $("test");
- 従来:
- ボックス要素の中身を書き換え
- 従来:
document.
getElementById("test").innerHTML = "かきくけこ"; - ライブラリを使うと:
$("test").innerHTML = "かきくけこ";
- 従来:
これに加えて、
下記のようにすることで、
<div id="test" style="font-size:11px;">あいうえお</div>
ライブラリを使うと
$("test").style.fontSize = "20px";
このように、
ビギナーでも気軽にデータを送受信できるようになります。ライブラリを使わない場合、
下記は、
(1) test.phpという自分のサーバのファイルに、 (2) GETメソッドで、(3) hiraganaというパラメータに「あいうえお」 というデータをリクエストします。 (4) その結果、データが返信されるので (httpObj)、 (5) 受け取ったデータをテキストとして扱い(httpObj. responseText)、 (6) <div id="test"></div>の中身に入れる、
new Ajax.Request("test.php", { //(1)
method: "get", //(2)
parameters: "hiragana=あいうえお", //(3)
onSuccess:function(httpObj){ //(4)
$("test").innerHTML = httpObj.responseText; //(5),(6)
}
});
という作業をしています。
上記
http://www.hoge.com/test.php?hiragana=ひらがな
はじめは取っつきにくいかもしれませんが、
JavaScriptライブラリの選択肢はたくさんありますが、
- JavaScriptライブラリ
(3)API
APIとは、
このやりとりは前セクションでご説明したように、
ほとんどの場合は、
new Ajax.Request("test.php", {
method: "get",
parameters: "hiragana=あいうえお",
onSuccess:function(httpObj){
$("test").innerHTML = httpObj.responseText;
}
});
(4)データベース
データベースのセクションを設けましたが、
マッシュアップは用途に依存する
マッシュアップを継続的につくっていくには、
たとえば、
何をつくりたいのかによるのです。
あなたがこれから作ろうとしているのは、
端的にいうと、
マッシュアップは、
あらかじめAPIとして提供されるデータにしろ、
マッシュアップとは、
次回以降の3回で、