Redis 8正式リリース⁠AGPLのもと再びオープンソースとして利用可能に

Redisは2025年5月1日、KVSデータベースRedisの最新バージョンRedis 8の一般提供(GA)を開始した。

Redis 8ではパフォーマンス向上とスケーラビリティが強化され、コマンド実行速度は最大87%高速に、1秒あたりの操作スループットは最大2倍、レプリケーション速度は最大18%高速化、Redisクエリエンジンによるクエリ処理能力は最大16倍なったとのこと。また、新たにvector set(ベータ版⁠⁠、JSON、時系列、5種の確率的データ構造など、8つのデータ構造がサポートされた。

そしてRedis 8ではライセンスオプションとしてAGPLv3が追加され、Redisは2024年3月にSSPL/RSALにライセンス変更されて以来、約1年2ヵ月ぶりに再びオープンソースソフトウェアとなった。これにともない無料版の名称もRedis Community EditionからRedis Open Sourceに変更された。

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