2015年7月にMicrosoftがリリースしたWindows 10は、今から約5ヵ月後の2025年10月14日にサポートを終了し、この日以降、Microsoftからソフトウェア更新やセキュリティ修正プログラムが無料で提供されることはなくなる。10月14日はWEEEフォーラムによって制定された
以前からWindowsからLinuxへのデスクトップ移行を推奨してきたSUSE/
このUpgrade to Freedomキャンペーンの趣旨をより多くの人々に伝えるため、openSUSEは5月5日付けで同キャンペーンと目的と起源を共有する

End of 10はGNOMEやKDEといったオープンソースデスクトッププロジェクトに関わってきたメンバーなどがボランティアで立ち上げた組織で、Webサイトの構築やホスティングはKDEプロジェクトがサポートを提供している。Windowsからの乗り換えを希望するユーザと支援を申し出る人々をつなぐリソースハブとして機能しつつ、来る10月14日に向けて、ハードウェアを廃棄するのではなくソフトウェアをアップグレードすることを推奨しており、コミュニティやメディアへの働きかけを積極的に行ってきた。その活動にopenSUSEが合流、Windows10からの乗り換えキャンペーンをより強力に推進していくことを掲げている。本来、電子廃棄物への認識を高めることを目的に制定されたE-Waste Dayだが、End of 10の存在がその日に電子廃棄物となる予定のデバイスを延命させるサポートにつながることを期待したい。