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- Automated FreeBSD panic reporting
FreeBSDデベロッパのColin Percival氏がFreeBSDカーネルパニック時のデータを自動収集するプログラムへの参加を呼びかけています。詳細は
「Automated FreeBSD panic reporting」 で確認できるほか、 サマリーは 「FreeBSD Quarterly Status Report, October-December 2013」 の"Centralized Panic Reporting"の項目でも確認できます。 カーネルのバグを修正する上でカーネルパニック時の情報は貴重なデータとなります。FreeBSDはデフォルトでパニック時のデータを/var/
crash/以下に出力しますが、 カーネルデベロッパにとってはここで出力されるデータがデバッグ時に必要となります。 パニック時のデータが保存された/var/ crash/のサンプル % ls /var/
crash/ bounds core. txt. 3 info. 0 info. 4 vmcore. 0 vmcore. 4 core. txt. 0 core. txt. 4 info. 1 info. 5 vmcore. 1 vmcore. 5 core. txt. 1 core. txt. 5 info. 2 info. 6 vmcore. 2 vmcore. 6 core. txt. 2 core. txt. 6 info. 3 minfree vmcore. 3 % Colin Percival氏はこのデータを収集する作業に参加して欲しいと協力を呼びかけています。自動送信するためにソフトウェアはsysutils/
panicmailにまとまっています。panicmailをインストールしたら/etc/ rc. confに次の設定を追加することで機能を有効にできます。 /etc/ rc. confに追加する設定 dumpdev="AUTO" panicmail_
enable="YES" メールでデータを送信しますので、
マシンからmail(1)コマンドでメールが送れることも確認しておいてください。特によくカーネルがパニックするといった方は、 こうした取り組みを通じて問題の解決に貢献できる可能性があります。