はじめに
長いようで短かった本連載も今回で最終回を迎えることとなりました。これまでの総括として、
MODxの魅力
ブログ、
- HTMLをガリガリ記述するような時代錯誤のサイトは作りたくなかった。→当然CMSは必須
- その中でも、
見た目が明らかにニュースサイト、 ブログ的になるものは避けたかった (毎日頻繁に更新するサイトではないため)。 - 初心者にもGUIで直感的な操作が可能。たとえばメニューの並び順をドラッグ&ドロップで入れ替えたり、
右クリックから公開、 非公開を設定できるなど。
これらの要件に見事にマッチしたのがMODx Revolutionでした
MODx Evolutionの頃はメニューの並び順をドラッグ&ドロップで変更できない、
MODxの導入は簡単
……といっても、
- PHPやそれ自体の依存ライブラリをビルド、
インストール - MySQLデータベースやユーザを作成
- コマンドラインからSQLを流しこむ
- コマンドラインからCMSの設定ファイルを編集
といった流れを経て、
ただし、
あらためてMODx Revolutionを試す
本連載の第1回目では、
MODX Japanのデモサイトではもの足りない方は、
ks=http://bluecoara.net/modx22_c6.ks

回線速度にも依存しますが、
- http://
VMのIPアドレス/setup/
よりMODx Revolutionを試すことができます
参考までに、
install
url --url http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/packages/CentOS/6/os/x86_64/
lang en_US
keyboard us
network --device eth0 --bootproto dhcp
rootpw Pass1234
firewall --enabled --port=22:tcp,80:tcp
authconfig --enableshadow --enablemd5
selinux --disabled
timezone --utc Asia/Tokyo
services --enabled=httpd,mysqld
reboot
bootloader --location=mbr --driveorder=sda
clearpart --initlabel --all --drives=sda
autopart
%packages
@base
httpd
mysql-server
php*
%post
echo 'date.timezone = Asia/Tokyo' >> /etc/php.ini
cd /tmp
wget https://modx-revo-ja.googlecode.com/files/2.2.0-pl2-ja-p1.zip
unzip 2.2.0-pl2-ja-p1.zip
mv 2.2.0-pl2-ja-p1/* /var/www/html/
mkdir -p /var/www/html/assets
mkdir -p /var/www/html/core/components
chown apache:apache /var/www/html/assets
chown apache:apache /var/www/html/core/components
chown apache:apache /var/www/html/core/cache
chown apache:apache /var/www/html/core/export
chown -R apache:apache /var/www/html/core/packages
touch /var/www/html/core/config/config.inc.php
chown apache:apache /var/www/html/core/config/config.inc.php
cat > /etc/rc3.d/S99post
もしこれまで機会のなかった方は、
MODx Revolutionの今後
本原稿執筆時点でのMODxの最新バージョンは2.
Revolution 2. | パッケージ管理の大幅な改良 |
---|---|
パッケージの依存性考慮 | |
Revolution 2. | ユーザごとのパーミッションやACLサポート |
ユーザグループの設定 | |
管理画面からのMODxの自動アップデート | |
Revolution 3. | リソース、 |
より柔軟な項目をサポートするコンテントエレメントのサポート | |
ワークフローのサポート | |
階層的なエレメントのサポート | |
ExtJS4マイグレーション |
これだけを見ると物足りなさを感じるかもしれませんが、
- プロキシ経由でのパッケージダウンロード
- ログイン時の言語変更
- 右クリックでプラグインを有効化、
無効化
など一般的にはメジャーな変更とも考えられる機能追加が行われる予定です。良い意味では開発が活発、
開発やバグフィクスなどにも興味がある方は、
MODxの情報元
今さらあえて紹介するまでもありませんが、
- MODX日本公式サイト
URL:http://
modx. jp/ MODx Revolution/
Evolutionのローカライズ版のダウンロードや日本語フォーラム、 セミナーのお知らせなど役に立つ情報が満載です。 - MODX Commnity Forums
-
英語&ユーザ登録が必要なので少し敷居が高いかもしれませんが、
迅速かつ確実なレスポンスを希望する場合は本家のフォーラムが一番です。 - MODx Documentation
URL:http://
rtfm. modx. com/ display/ ADDON/ Home 本連載でも幾度となく紹介しているスニペットなど各アドオンのドキュメントです。動作例や開発ロードマップなど含め、
いつもお世話になっています。本連載で紹介しきれなかったアドオンも沢山あるので、 ざっとページを眺めてみてください。eコマースなど、 「こんなものまで?」 というものが見つかるかもしれません。
さいごに
元々MODxを使って情報を発信していた筆者のサイトも、