virtualization
- How to enable the virtio-net of the VirtualBox and FreeBSD 8.
2/ 9. 0-RELEASE guest VirtIOカーネルモジュールはFreeBSD 10-CURRENTに同梱されていますが、
Ports Collectionからカーネルモジュールをインストールすることで8. 2-RELEASEや9. 0-RELEASEでも利用することができます。まず、 ホストのVirtualBoxなどで準仮想化ネットワークの機能を有効にします。ネットワークの設定において対象アダプタタイプとして準仮想化ネットワークを選択するなどして有効にします。 図1 準仮想化ネットワークを使用するように仮想環境を設定 - VirtualBox 4. 1.8 FreeBSD 9.0-RELEASE(そろそろリリースされます)またはFreeBSD 8.2-RELEASEゲストを起動して、Ports CollectionからVirtIOカーネルモジュール(emulators/virtio-kmod)をインストールします。
図2 FreeBSD 8.2-RELEASEを仮想環境で起動したところ Ports CollectionからVirtIOカーネルモジュール (emulators/ virtio-kmod) をインストール cd /usr/
ports/ emulators/ virtio-kmod/ make install clean システム起動時にカーネルモジュールが読み込まれるように/boot/
loader. confに次の設定を追加します。 /boot/ loader. confに追加するカーネルモジュール読み込み設定 virtio_
load="YES" virtio_ pci_ load="YES" if_ vtnet_ load="YES" システムを再起動するとvtnet0というネットワークインターフェースが生えてきますので、
あらかじめ次のように/etc/ rc. confに設定を追加してネットワークにつながるようにしておきます。 準仮想ネットワーク用のネットワーク設定を/etc/ rc. confに追加 ifconfig_
vtnet0="DHCP" システムを再起動すると次のように準仮想化ネットワークインターフェースが認識されます。
図3 準仮想化ネットワークが使用できるようになったFreeBSD 8. 2-RELEASEゲスト ifconfigの実行結果 vtnet0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500 options=c03ba<TXCSUM,VLAN_
MTU,VLAN_ HWTAGGING,JUMBO_ MTU,VLAN_ HWCSUM,TSO4,TSO6,VLAN_ HWTSO,LINKSTATE> ether 08:00:27:3f:52:8d inet 192. 168. 1.242 netmask 0xffffff00 broadcast 192. 168. 1.255 media: Ethernet 1000baseT <full-duplex> status: active lo0: flags=8049<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST> metric 0 mtu 16384 options=3<RXCSUM,TXCSUM> inet6 fe80::1%lo0 prefixlen 64 scopeid 0x2 inet6 ::1 prefixlen 128 inet 127. 0.0. 1 netmask 0xff000000 nd6 options=3<PERFORMNUD,ACCEPT_ RTADV> 準仮想化ネットワークが利用できると通信速度がだいぶ変わってきます。FreeBSD 8.
2-RELEASEや9. 0-RELEASEを仮想環境で使用している場合には試してみる価値はあるかと思います。